Adobe Acrobat Reader のバージョン別普及率(暫定版)
ふと思い立ったので、Adobe Acrobat Reader のバージョン別普及率を調べてみました。
調査の対象はアプリ本体ではなくブラウザ用プラグインのバージョンです。検出方法は、Acrobatのバージョン調べを参考にさせていただきました。
標本数がわずか74だったり、検出スクリプトにミスが見つかったりしているため、得られたデータは暫定的なものでしかないのですが、以下のような結果でした。思っていた以上に Acrobat Reader 5 が生き延びているようです。
| Acrobat Reader 4以前 | 1 | 1.4% | Acrobat Reader 5 | 16 | 21.6% | Acrobat Reader 6 | 9 | 12.2% | Acrobat Reader 7 以降 | 43 | 58.1% | バージョン不明 | 1 | 1.4% | プラグイン検出なし | 4 | 5.4% | 計 | 74 | 100.0% |
調査を行った場所は非IT系サービス業の会社のウェブサイトで、一般的な消費者のアクセスが想定されているページです。同サイトのアクセス解析結果中、使用ブラウザを見ると Internet Explorer が約93%を占めているので、全体的なユーザー像は「PCに強いということはない」と言ってよさそうです。
さて、検出スクリプトのミスについてですが、やっつけ仕事でVBscriptを組んだせいか、後から以下のような問題点が判明しました。
- バージョンの検出ができるブラウザは IE のみ。他のブラウザではプラグインの有無をチェックするだけだった。
- バージョン3と4の区別がつかない。しかも IE 以外のブラウザでプラグイン有りの場合とも区別がつかない。
- バージョン7と8の区別がつかない。
プログラミング的にはダメダメでした(特に2番目)が、幸か不幸かアクセスの大半は IE だったため集計結果への影響は小さくて済んだと思います。
それと、参考ページに書かれている方法を使って IE のプラグインのバージョンを検出すると、副作用としてPDFプラグインが起動します。そのため、ユーザーが予期しないタイミングで、Acrobat Reader のスプラッシュスクリーンが表示されたり、ディスクアクセスやメモリ使用量の増加などが生じます。Netscape系では同様の問題は発生しないようです(バージョンの検出ができていないので、単純には比べられませんが)。
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