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サイトの横幅の最適解は?

 【絵文録ことのは】のエントリ「サイトの横幅を640ピクセルにする理由――統計と現状に基づく結論」で、興味深い意見が述べられていました。
 全面的に賛成とは言いませんが、一理あると思います。特に重要だと思われるのは、「内部に含む画像は横幅640ピクセル未満にする必要がある」という指摘です。ウェブサイトのデザイン、およびその後の運営において、抜け落ちやすい部分ですので。
 ただ、どうせ狭めの固定幅にするならば、いっそ VGA 全画面 - スクロールバー等で、 600 ピクセル程度にするほうがよいような気もします。いえ、自分が VGA 画面の PDA ( Zaurus )を使っているものですから。

 上記エントリに対して、リキッドデザインなどを勧める意見が述べられています。そちらにも一理あるとは思うのですが、リキッドデザインや印刷用CSSなども万能ではありません。
 とりあえず、画像の横幅を制限することは、現状のCSSでは実現が難しいはずです。一応、max-width というプロパティがありますが、IE7 (の beta2 )では未対応だそうですので。
 それと、「リキッドデザインならばどんな解像度の画面にも対応できる」というのが誤り、というか限界があるということも指摘できます。
 元ネタのエントリで言及されている通り、画面そのものがかなり大きくなってくると、一行が異常に長くなってしまう、という問題もあります。逆に、QVGA かそれ未満の解像度しか持たない携帯電話などでは、文字数が多すぎたり、適切なナビゲーションが提供できないなどの問題が生じます。
 結局のところ、特性の違いすぎるメディアに対しては、ウェブページ自体を別々にしなくてはならない場合がある、ということです。

 ところで、リキッドデザインについては、ろくでもない経験があります。
 とある業者が勤務先会社のサイトをリニューアルするという提案を持ってきたのですが、「現状の SVGA サイズ(横 725 ピクセルで作成)だと余白が広いので」といって、リキッドデザインにして UXGA (横 1600 ピクセル)に引き伸ばしただけのデザインを提案してきました。正直、「バカ?」と思いました。別にリキッドデザイン自体は否定しませんが、UXGA ではスカスカすぎました。
 後日、この提案を出してきた業者にと会う機会があったのですが、その際、デザイン案も見ているはずの上司が、「優秀な人間だから」とかいって紹介してくれました。リップサービスであってほしかったですが、多分、本気なんだろうなぁ。



06.12.08追記
 CSS のプロパティ max-width などは、IE7 の標準モードでは有効なようです。互換モードでは駄目なようですし、IE6 が大半を占める現状ではまだまだ max-width などは使いづらいと思いますが。

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